監修者:日本プロテイン協会理事/プロテインマイスター 坂本雅俊
プロテインを始めとするスポーツニュートリション商品製造販売会社アルプロン代表取締役社長( https://alpron.co.jp/about/ )。2001年の創業以来、人々の健康と活力にあふれた毎日をサポート。2030年頃に起こるとされる世界的課題『タンパク質危機』に挑む。著作「“出世”したければ週2回筋トレすればいい」。2025年ベスト・ファーザー イエローリボン賞特別賞受賞( https://fdc.gr.jp/yellowribboncampaign/winners/ )。東京ラジオニュース(レインボータウンFM)出演中( https://x.com/tokyoradionews/status/1926835810751660352 )。
部活やクラブチームで本気でスポーツに取り組む小・中・高校生。そんなジュニアアスリートの成長を支えるためにたんぱく質を意識した栄養補給はとても重要です。
とはいえ、食事だけで必要な栄養素をバランスよく摂るのは難しく「ジュニアプロテインを活用すべきか迷っている」という保護者の方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ジュニアプロテインの役割や効果、選び方のポイント、おすすめ商品までをわかりやすく解説します。
さらに、アルプロンが実施しているジュニアアスリート支援プロジェクトも紹介します。お子さんの健やかな成長と競技力向上のために、今できるサポートを一緒に考えてみましょう。
ジュニアプロテインとは?
「プロテイン」と聞くと、大人の筋トレやボディビルをイメージする方が多いかもしれません。しかし近年では、成長期の子どもたち、特に部活動やクラブチームで運動に励むジュニアアスリートに向けたジュニアプロテインも注目を集めています。
ジュニアプロテインは、子どもの発育に必要な栄養バランスが考慮されており、過不足なくたんぱく質やビタミン・ミネラルを補える設計が特徴です。日々の練習や試合でエネルギーを多く消費するジュニアアスリートにとって、毎日の食事だけで十分な栄養を摂るのは簡単ではありません。
そうした背景から、子どもの成長を支える手段の一つとして、ジュニアプロテインなどの補助食品が保護者や指導者の間でも注目を集めています。
では実際に、ジュニアアスリートにとってジュニアプロテインはどのような意味を持ち、なぜ必要とされるのでしょうか?次の章で詳しく見ていきましょう。
ジュニアプロテインは必要?
結論から言うと、ジュニアアスリートにとってジュニアプロテインは必要です。
理由は、成長期の子どもたちが、「発育」と「スポーツによる消耗」の両方に多くの栄養を必要としているためです。
特に、筋肉や骨、臓器などの材料となるたんぱく質は欠かせない栄養素です。運動によって筋肉が損傷すると、修復・回復にたんぱく質が使われます。さらに成長期の子どもは、日常的に体が大きくなっていく過程でも多くのたんぱく質を必要としています。
しかし、忙しい学校生活の中でバランスよくたんぱく質を摂るのは難しいのが現実です。
朝食をしっかり食べられない日があったり、好き嫌いがあったりすると、必要な量に届かないケースも少なくありません。
そのため、足りない栄養分を無理なく補う手段として、ジュニアプロテインの活用が注目されています。子ども向けに設計されたジュニアプロテインなら、栄養バランスが調整されており、成長を妨げることなく安全に取り入れられるのも安心できるポイントです。
ジュニアプロテインの効果
ジュニアプロテインは、成長期の子どもたちに必要な栄養素を効率よく補えるサポート食品です。ここでは、ジュニアプロテインが持つ主な4つの効果についてご紹介します。
成長に必要なたんぱく質をしっかり補給できる
たんぱく質は、筋肉や骨、臓器など体をつくるために欠かせない栄養素です。
特に成長期の子どもは、発育と運動のどちらにもたんぱく質が必要なため、大人と同じかそれ以上の量が求められます。
厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」によると、12〜14歳の男子では、1日60gものたんぱく質の摂取が推奨されています。これは成人女性(50g)よりも多く、成長期にどれだけたんぱく質が重要かがわかります。
とはいえ、食事だけで毎日この量をまかなうのは簡単ではありません。そこで役立つのがジュニアプロテインです。ジュニアプロテインなら、子どもの体づくりに必要なたんぱく質を、年齢や運動量に合わせて手軽に補給できます。
たんぱく質以外の栄養も摂れる
ジュニアプロテインには、たんぱく質以外にもカルシウム、鉄分、ビタミンB群、ビタミンDなどの栄養素がバランスよく配合されているのが特徴です。
これらは、骨の成長、エネルギー代謝、免疫機能の維持などに関わる重要な栄養素で、日々の活発な活動や体づくりを内側から支えてくれます。
特にスポーツをする子どもは栄養の消耗が激しいため、「ジュニアプロテイン=たんぱく質補給」にとどまらない、総合的な栄養補助食品としての役割も期待できます。
スポーツや運動に必要な体力、持久力をサポート
ジュニアプロテインは、体力や持久力の土台をつくるサポート役です。運動をすると筋肉が一時的に傷つきますが、たんぱく質は、その修復に必要な材料です。この「超回復」という過程を通じて、筋肉は少しずつ強くなっていきます。
また、筋肉には「速筋」と「遅筋」の2種類があり、なかでも持久力を高めるカギとなるのが“遅筋です。遅筋は長時間の運動に向いた筋肉で、酸素を使ってエネルギーを生み出すため、疲れにくいのが特長です。
たんぱく質や必須アミノ酸をしっかり補給することで遅筋の成長をサポートし、持久力の向上につながります。特に、部活やクラブ活動で長時間運動するジュニアアスリートにとって、持久力アップはパフォーマンスの安定にもつながる重要な要素です。
吸収の早いホエイプロテインは、日々の栄養補給に取り入れやすく、継続することで子どもの体力・持久力の向上が期待できます。
運動後の疲労回復にも役立つ
練習や試合のあとは、筋肉もエネルギーも消耗しています。このタイミングでジュニアプロテインを摂ることで、筋肉の回復がスムーズになり、疲れが残りにくくなります。
運動後30分以内は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、たんぱく質の吸収が特に高まる時間帯です。ジュニアプロテインを活用することで、翌日の練習に向けた体のリセットと準備がしやすくなります。
ジュニアプロテインの注意点
ここでは、ジュニアプロテインを取り入れる際に気をつけたいポイントを紹介します。
過剰摂取によるカロリーオーバーのリスク
ジュニアプロテインは栄養補助として便利ですが、摂りすぎるとカロリーオーバーによる肥満リスクが高まる可能性があります。
たんぱく質は1gあたり4kcalのエネルギーを持ち、必要以上に摂取した分は、体脂肪として蓄積されてしまいます。
すでに食事でたんぱく質を十分に摂れている場合にジュニアプロテインを追加すると、エネルギーの摂りすぎになり、結果的に体重増加や肥満につながることも。
ジュニアプロテインはあくまで足りない分を補うものであり、過剰摂取には注意が必要です。
たんぱく質の摂りすぎは骨の成長に悪影響
一部の研究では、たんぱく質を過剰に摂取すると、尿中にカルシウムが排出されやすくなり、骨の成長に影響を与える可能性が指摘されています。とはいえ、通常の食事や適量のジュニアプロテインであれば問題はありません。
心配なのは、たんぱく質中心の食事に偏ってしまい、カルシウムやビタミンDなど、骨の成長に必要な栄養素が不足するケースです。そのため、ジュニアプロテインを選ぶ際は、カルシウムやビタミン類が一緒に摂れるタイプを選ぶと安心です。
栄養はバランスが大切。ジュニアプロテインも「摂れば摂るほど良い」というものではないことを覚えておきましょう。
小学生・中学生におすすめなジュニアプロテインの選び方
ここでは、ジュニアプロテインを選ぶ際に知っておきたい基本的なポイントを「種類」「栄養素」「味・飲みやすさ」「価格」の4つの視点からわかりやすくご紹介します。
種類で選ぶ
ジュニアプロテインには主に「ホエイ」「カゼイン」「ソイ」の3種類があります。
それぞれの特徴を理解しておくと、お子さまに合った製品を選びやすくなります。
ホエイプロテイン
ホエイプロテインは、牛乳から作られるプロテインで、吸収がとても早いのが特徴です。運動後の回復を早めたり、朝食に手軽なたんぱく質をプラスしたいときにぴったりです。
さらに、ホエイプロテインにはカルシウムも含まれており、骨の成長をサポートしてくれます。味も飲みやすく、ジュニアプロテインとしても人気が高い種類です。
カゼインプロテイン
カゼインプロテインもホエイと同じく牛乳由来のプロテインですが、ホエイよりもゆっくり吸収されるという特徴があります。
そのため、夜や就寝前に摂ることで、睡眠中の成長ホルモンの働きをサポートし、体の修復・成長を助けます。こちらもカルシウムが含まれており、骨の強化を目指すお子さまにもおすすめです。
ソイプロテイン
ソイプロテインは、大豆から作られた植物性のプロテインです。ホエイやカゼインと比べると吸収はゆるやかで、腹持ちがよいのが特徴です。
脂質が少なく、大豆由来の食物繊維によって腸内環境を整える効果も期待されています。牛乳アレルギーや牛乳が苦手なお子さまには、ソイプロテインを選ぶのも一つの方法です。
たんぱく質以外の栄養素で選ぶ
ジュニアプロテインを選ぶ際には、たんぱく質の量だけでなく、一緒に含まれている栄養素にも注目することが大切です。ここでは、ジュニアプロテインに含まれていると嬉しい栄養素をご紹介します。
カルシウム
骨や歯の材料となる栄養素で、成長期の子どもにとって特に重要です。
カルシウムが不足すると、骨の成長が妨げられたり、将来の骨密度にも影響を及ぼす可能性があります。
ジュニアプロテインの中でも、ホエイやカゼインなど牛乳由来のものには自然にカルシウムが含まれているので、積極的に取り入れるのがおすすめです。
鉄分
鉄分は、全身に酸素を運ぶ役割を持つ赤血球をつくるために必要な栄養素です。
成長期は血液量も増えるため、特に鉄分の消費が激しく、不足しやすい時期でもあります。
鉄分が不足すると、疲れやすさや集中力の低下、貧血の原因になることもあるため、日々の活動量が多い子どもには意識して補いたい栄養素です。
ビタミンD群
ビタミンDは、カルシウムの吸収を助け骨の形成をサポートする栄養素です。
日光を浴びることで体内でも作られますが、現代の子どもたちは屋内で過ごす時間が長く、不足しやすい傾向にあります。
ジュニアプロテインにビタミンDが含まれていると、骨の成長を効率よくサポートする組み合わせとして非常に理想的です。
ビタミンB群
ビタミンB群は、食事から摂った糖質・脂質・たんぱく質をエネルギーに変える働きがあります。部活や運動でたくさん動くジュニアアスリートにとっては、スタミナや集中力を保つためにも欠かせない栄養素です。
また、ビタミンB群は水に溶けやすく、体外に排出されやすいため、毎日のこまめな補給が必要です。ジュニアプロテインで効率よく摂取できると、食事とのバランスも取りやすくなります。
味・飲みやすさで選ぶ
どんなに栄養価が高くても、味が合わなかったり飲みにくければ、子どもは続けてくれません。そのため、ジュニアプロテイン選びで「味」や「飲みやすさ」はとても大切なポイントです。
ジュニアプロテインの多くは、ココア味やストロベリー味など、子どもが好みやすいフレーバーで作られています。甘さが控えめで後味がすっきりしているものは、運動後の喉が乾いた状態でも無理なく飲み続けられます。
また、水や牛乳で割ったときにダマにならず、スッと溶けるかどうかも重要なチェックポイント。粉っぽさがあると、苦手意識につながることもあるため、口コミや試飲も参考にすると安心です。
価格で選ぶ
ジュニアプロテインは毎日飲むものだからこそ、無理なく続けられる価格かどうかも大切なポイントです。
ジュニアプロテインの価格は、1袋あたり数千円とやや高価に感じられることもありますが、1回分あたりに換算すると100円前後のものも多く、おやつ代わりや補食として考えるとコスパは悪くありません。
また、1袋の価格だけでなく「何回分入っているか」「1回あたりに摂れるたんぱく質の量」も合わせてチェックすると、本当にコスパの良い商品が見つかります。
小学生・中学生におすすめのジュニアプロテイン
ここでは、スポーツに励む小中高生を応援するアルプロンから、ジュニアアスリートにおすすめのジュニアプロテインを3商品ご紹介します。
毎日の練習や食事に取り入れやすいものをピックアップしましたので、ぜひ参考にしてください。
IZMO ENERGYプロテイン -ジュニア向け-
『IZMO ENERGYプロテイン -ジュニア向け-』は、成長期の子どもたちの体づくりをサポートするために開発されたジュニアプロテインです。
1食あたり12.6gのたんぱく質と600mgのカルシウムを含み、日々の運動や発育に必要な栄養素を効率よく補えます。
さらに、生きた乳酸菌「BC-30」が配合されており、腸内環境を整えながら栄養の吸収効率を高めてくれるのも特長のひとつ。加えて、成長期に欠かせないアルギニンや酵母ペプチド(YGF)もバランスよく含まれています。
保存料・着色料・増粘剤・消泡剤は一切不使用。素材へのこだわりがありながら、価格は300gで2,700円(税込)、1食あたり180円と続けやすいのもうれしいポイントです。
味はレモンヨーグルト風味で、甘すぎずすっきりとした飲み口。水や牛乳にも溶けやすく、運動後やおやつタイムなどにも取り入れやすい味わいです。
毎日ごくごく飲めるおいしさと、成長を支える安心の栄養設計で、頑張るジュニアアスリートの強い味方になるジュニアプロテインです。
ALPRON WPC
『ALPRON WPC』は、ホエイプロテイン100%使用、たんぱく質含有量約67%・アミノ酸スコア100を誇る、高品質なスタンダードプロテインです。1回あたり約20gのたんぱく質がしっかり摂れるため、ジュニアアスリートの体づくりを効率的にサポートします。
保存料や増粘剤は不使用で、安心の国内製造品。さらに、アンチドーピング認証も取得済みなので、将来の競技活動を見据えるジュニアにも安心して使えます。
価格は900gで4,298円(税込)。1食あたりの価格は約143円とコストパフォーマンスにも優れています。
また、フレーバーの豊富さも魅力のひとつ。ダブルリッチチョコレートやストロベリー、本格抹茶、バナナ、ヨーグルトなど、選ぶ楽しさがあり、子どもが飽きずに続けやすいのもポイントです。
日々のトレーニング後や食事で補いきれないたんぱく質のサポートに最適なジュニアプロテインです。
ALPRON WPC チップシリーズ
『ALPRON WPC チップシリーズ』は、ザクザク食感のチョコチップやいちごチップを配合したジュニアプロテイン。「毎日飲むなら、おいしいほうがいい!」そんな子どもたちにぴったりです。
たんぱく質含有量は約67%、1食あたり約20gのたんぱく質をしっかり補給できます。ホエイプロテイン100%使用、アミノ酸スコア100、アンチドーピング認証取得済みで、品質面も安心。保存料や増粘剤も使われていないため、成長期の子どもにやさしい設計です。
フレーバーは全部で4種類。
・ミルクココア(チョコチップ入り)
・クッキー&クリーム(チョコチップ入り)
・杏仁豆腐(いちごチップ入り)
・抹茶(チョコチップ入り)
プロテインケーキなどにアレンジするのもおすすめです。
価格は900gで4,298円(税込)。1食あたり約143円で、ご褒美感と栄養バランスを両立したジュニアプロテインです。
子供がジュニアプロテインを飲むおすすめのタイミング
せっかくジュニアプロテインを取り入れるなら、成長や運動効果をより高められるタイミングで飲むのが理想的です。ここでは、ジュニアアスリートにおすすめの3つのタイミングをご紹介します。
朝食時
朝は、寝ている間に消費されたエネルギーや栄養を補う大切な時間帯です。特に朝食をしっかり食べられないお子さまの場合、ジュニアプロテインを活用することでたんぱく質やビタミン、カルシウムなどの不足を手軽に補えます。
ジュニアプロテインは甘さ控えめで飲みやすいものが多く、忙しい朝でもサッと作れてごくごく飲めるのが魅力です。牛乳や豆乳で割ると、さらに栄養価を高められます。
運動後
練習や試合の後は、筋肉が疲労し、回復のためにたんぱく質を必要としています。このタイミングでジュニアプロテインを摂ることで、筋肉の修復・成長をサポートし、次のパフォーマンスにも備えられます。
とくに運動後30分以内は「ゴールデンタイム」と呼ばれ、栄養の吸収効率がもっとも高まる時間帯。水や牛乳で割ったジュニアプロテインを補食として活用するのがおすすめです。
就寝前
睡眠中、子どもの体内では骨や筋肉の成長、体の修復に関わる「成長ホルモン」が多く分泌されます。
成長ホルモンは、眠り始めてから1〜3時間以内のノンレム睡眠の時間帯に分泌のピークを迎えることがわかっています。
そのため、就寝前にジュニアプロテインを摂取しておくと、成長ホルモンが活発に働くタイミングに合わせて、体づくりに必要なたんぱく質(アミノ酸)をしっかり供給できるのです。
また、日中の運動や活動で疲れた筋肉は、睡眠中に修復されます。このプロセスにも成長ホルモンが深く関わっており、ジュニアプロテインを就寝前に飲むことで、筋肉の修復と成長のサポートが期待できます。
「寝る前にジュニアプロテインを飲んでも大丈夫?」と心配になる方もいるかもしれませんが、就寝の1時間前に摂ることで、成長ホルモンが活発になる時間に合わせて栄養を届けることができるのです。
ジュニアプロテインに関するよくある質問
ジュニアプロテインに関心はあっても、「子どもに飲ませて大丈夫なの?」「身長に影響はあるの?」といった疑問や不安を抱えている保護者の方も多いのではないでしょうか。
ここでは、ジュニアプロテインに関するよくある質問にお答えします。
「ジュニアプロテインで身長が伸びる」は本当?
ジュニアプロテイン自体に身長を伸ばす効果があるわけではありません。ただし、身長の伸びに必要な栄養素(たんぱく質・カルシウム・ビタミンDなど)をしっかり補えるという点で、成長をサポートする役割はあります。
身長の伸びには、遺伝や睡眠、運動などの要素も関係しており、「ジュニアプロテインを飲めば背が伸びる」という単純な話ではありません。
ただし、成長の土台となる栄養が不足している場合は、補助的にジュニアプロテインを取り入れることで成長しやすい環境を整えられるでしょう。
ジュニアプロテインは何歳から飲んでいい?
目安は、10歳前後からがおすすめです。ジュニアプロテインは、たんぱく質を主成分とした栄養補助食品で肉や魚から摂れるたんぱく質と同じ働きをします。そのため、アレルギーなどがなければ子どもが飲んでも問題はありません。
特に、運動量が多い子どもや、朝食をしっかり食べられない場合は、食事で足りない栄養素を補う手段としてジュニアプロテインが有効です。
ジュニアプロテインとして販売されている製品は、成長期に必要なカルシウムやビタミンDなどもバランスよく含まれており、安全に取り入れられる設計になっています。
10歳前後になると運動をしていない子どもでも大人と同じくらいの栄養が必要になってきます。さらにスポーツに打ち込むジュニアは、たんぱく質・カルシウム・鉄・ビタミン類が不足しがちなので、日々の食事と合わせてジュニアプロテインを活用するのがおすすめです。
子供が大人用プロテインを飲むのはダメ?
子どもが大人用プロテインを飲むこと自体は問題ありません。しかし、大人用プロテインは子どもにとって量が多すぎる場合があるため注意が必要です。
大人用のプロテインは、1回分で20〜25g以上のたんぱく質が含まれている製品が多く、子どもにとっては過剰摂取となり、カロリーオーバーや栄養バランスの乱れを引き起こす可能性もあります。
どうしても大人用を使用する場合は、量を半分に調整する、1日1回にとどめるなどの工夫が必要です。安心して継続するには、やはりジュニア向けに設計されたプロテインを選ぶのがベストです。
アルプロンのジュニアアスリート支援プロジェクト
アルプロンは、スポーツに真剣に取り組む小学生・中学生・高校生のジュニアアスリートを対象に、「ジュニアアスリート支援プロジェクト」を実施しました。
このプロジェクトは、子どもたちを栄養と活動資金の両面からサポートし、夢に向かって挑戦する環境を整えることを目的とした取り組みです。
~支援内容と受賞発表について~
2025年2月〜3月にかけて募集を行い、全国から290名の応募が集まりました。
そして4月6日には、「アルプロン・ジュニアアスリート支援表彰式」が開催され、厳正な審査のもと選出された受賞者が発表されました。
今回の支援内容は以下のとおりです。
【ゴールド支援】ジュニアプロテイン1年分+活動資金最大100万円(1名)
【シルバー支援】ジュニアプロテイン1年分+活動資金最大10万円(5名)
【ブロンズ支援】ジュニアプロテイン費用の半額+ジュニアプロテイン1袋(50名)
【特別賞】家族で取り組むアスリートや、地域で活躍する選手にも支援を実施
支援を受けた選手たちは、テニス・BMX・陸上・サッカー・ウエイトリフティング・レスリングなど、多種多様な競技で活躍する未来のトップアスリートたちです。
審査では競技実績だけでなく、「努力を続ける姿勢」「家族との絆」「成長に対する意欲」など、人間性も評価されました。
今回選出された選手たちには、ジュニアプロテイン提供や活動支援金のサポートだけでなく、今後の取り組みをアルプロン公式サイトやSNSでも紹介し、さらなる活躍を応援していきます。
また、応募者全員への感謝を込めて、ジュニアプロテインのプレゼントや製品30%オフの特別支援も行いました。
アルプロンはこれからも、成長を食で支える企業として、スポーツに打ち込む子どもたちの夢を全力で応援していきます。
ジュニアアスリートを支えるジュニアプロテインという選択肢
ジュニアアスリートにとって、日々の練習や試合をこなす体づくりには、栄養の力が欠かせません。なかでも、筋肉や骨の発達に重要なたんぱく質をしっかり補うことは、将来の可能性を広げる第一歩です。
食事だけでは補いきれない栄養をサポートしてくれるジュニアプロテインは、忙しい毎日でも無理なく成長を後押しできる心強い味方になります。
アルプロンのジュニアプロテインは、味や飲みやすさ、栄養バランス、続けやすい価格など、親子で納得して選べるラインナップがそろっています。
お子さまの健やかな成長と、スポーツを楽しみながら夢を追いかける毎日を応援するために、ジュニアプロテインという選択肢をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。