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筋肉増強剤にアナボリックステロイドを使用すると危険性・副作用はある?サプリメントが一番!筋トレ・筋肥大にステロイドを使用しても良いの?

筋肉増強剤にアナボリックステロイドを使用すると危険性・副作用はある?サプリメントが一番!筋トレ・筋肥大にステロイドを使用しても良いの?

監修者:日本プロテイン協会理事/プロテインマイスター 坂本雅俊

プロテインを始めとするスポーツニュートリション商品製造販売会社アルプロン代表取締役社長。2001年の創業以来、人々の健康と活力にあふれた毎日をサポート。2030年頃に起こるとされる世界的課題『タンパク質危機』に挑む。著作「“出世”したければ週2回筋トレすればいい」詳しいプロフィールはこちら⇒ https://alpron.co.jp/about/#message

筋肉を増やすと言われている筋肉増強剤、使用すると危険だと思っていませんか?筋肉増強剤には種類があり、増強効果が優れていても摂取後に体を壊してしまうリスクを有する「薬」とそうでない「サプリメント」があります。 

どのような部分で取り入れていくべきなのか?栄養学や人間の体に対する影響を中心にわかりやすく解説いたします。

目次

筋肉増強剤とは?

筋肉増強剤には筋肉を増やす「薬」と栄養が詰まった「サプリメント」の2種類があります。 

筋肉を大きくすることには、男性ホルモンのひとつであるテストステロンの個人の分泌量や筋肉がそのテストステロンを受け取る能力が大きな影響を及ぼしています。 

一方で、筋肉を太くさせる要因は、日々のトレーニングや摂取している栄養バランスが一番大きな要素であることは変わりません。 

しかし、20代と50代が同じトレーニングをしていても、20代のほうが筋肉がたくましくなりやすい傾向があります。 

その大きな原因は男性ホルモンの量です。男性ホルモンであるテストステロンは、20代をピークに、その後は年々1〜2%ずつ減少していきます。年齢を重ねると、テストステロンの減少により筋肉の成長が妨げられてしまいます。 

筋肉増強剤は、男性ホルモンを薬で補充し本来人間が持つ筋肉が成長する体内の環境を人工的に作り出すものと、不足している栄養素を補うことで筋肉を作りやすくするものの2種類があります。

筋肉増強剤の種類、ステロイドとサプリメントの違い

「筋肉増強剤」には「筋肉の肥大に関わる有効成分」を含みます。筋肉を肥大化させる成分が「薬」なのか「栄養」なのかで大きく2種類に分けられます。 

この項目では、一括りでまとめられやすい筋肉増強剤の種類に関して解説します。

アナボリックステロイド

アナボリックステロイドは、筋肉増強剤の一種で、男性ホルモンであるテストステロンと似た性質を持っています。 

テストステロンは身体内に自然に存在するステロイドホルモンであるのに対し、アナボリックステロイドは合成ステロイドの一種です。アナボリックステロイドは、通常、タンパク同化ホルモンとも呼ばれています。 

アナボリックステロイドの主な効果の一つは、筋肉の成長を促進することです。 

タンパク質の合成を増加させるので、筋肉の量を増やす効果があります。その結果、筋力トレーニングやスポーツパフォーマンスが向上することが知られています。 

また、骨密度を向上させ、骨の強度を増す助けにもなります。支える骨も丈夫にし、筋肉も逞しくするメリットがあります。

サプリメント

筋肉や骨の成長を促進するサプリメントも、筋肉増強剤に含まれます。例えば、プロテイン、クレアチン、BCAA、亜鉛、ビタミンD等のことを指します。 

プロテインは、筋肉の主要な構成要素であるタンパク質を摂取できます。トレーニング後に摂取することで、筋肉修復と成長を促進する働きがあります。 

クレアチンは筋力とパワーの向上に寄与します。特に、高強度の運動を行うアスリートによく摂取されています。その理由は、クレアチンがトレーニングのパフォーマンス向上だけでなく、その運動に耐えられるように筋肉を逞しくしてくれる成分だからです。 

BCAA(分岐鎖アミノ酸)は、筋肉の回復をサポートし、筋肉の分解を抑制します。トレーニング中の筋肉疲労を軽減する上にBCAA自体も筋肉の材料にもなるため、筋肉の成長を促進します。 

亜鉛は、テストステロンの生産をサポートし、筋肉成長に寄与します。亜鉛が不足すると、テストステロンの低下が起こり、筋肉の肥大や持久力、モチベーションが低下します。 

ビタミンDは筋肉機能と成長に必要な栄養素です。不足すると筋力が低下したり、骨が脆くなったりします。

 筋肉増強剤に分類されるサプリメントは、日常生活で不足している筋肉に必要な栄養分を補うことで、筋肉が肥大しやすい体内環境にすることを目的としている商品です。

アナボリックステロイドの副作用、危険性・筋肥大のために使用しても良いのか

アナボリックステロイドは筋肉増強剤としてとても優秀ですが、使用することによる大きな副作用を引き起こすことも知られています。 

例えば、体には大きな負担が生じ、肝疾患や肝臓腫瘍、性機能障害、不妊症といった臓器への障がいが生じる可能性があります。 

他にも、リスクを無視して大量に使用した場合に、男性の乳房の腫れや女性の男性化といった問題や、精神的な鬱や攻撃的な怒りの制御不能といった大きな障がいも発生しています。 

現在では、アナボリックステロイドはドーピングとみなされ、使用を禁止されています。

アナボリックステロイドの長期的な副作用に気づかず後悔することも

筋肉増強剤を使うとすぐに効果が現れるため、人々はその使用量を増やす傾向にあります。この速効性は使う人をさらに引き込み、依存性を強めてしまいます。しかし、このような即効性のために、肝臓障害やホルモンバランスの乱れ、心臓病、精神的な問題といった長期的な健康リスクは見えにくくなりがちです。結果として、短期間で得られる利益が、長期的な健康上のリスクを覆い隠してしまい、副作用の重大性に気づきにくい状況を作り出しています。

おすすめの筋肉増強剤商品(サプリメント)

アナボリックステロイドのような薬ではなく、サプリメントの摂取を通じて、筋肉や骨の成長を促進させることをおすすめします。ここからはアルプロンの商品から、筋肉を増やす上で役立つ筋肉増強剤としてピッタリの商品を紹介します。

ALPRON EAA

必須アミノ酸9種類をバランスよく含んでいるALPRON EAAは筋肉の疲労と脳の疲労の両方に効果があります。 

筋肉の材料にもなるロイシン、イソロイシン、バリンやトリプトファンといった脳の伝達物質や体の酵素の材料になる必須アミノ酸がバランスよく配合されています。 

また、必須アミノ酸だけでなく体の機能を整えるビタミンも配合されているので、相乗効果が狙えます。

体内で生成されない必須アミノ酸を運動前や運動後に摂ることで、体の負担軽減や回復を見込むことができるサプリです。

ALPRON BCAA

筋トレや筋肉の疲労を感じやすい場合はALPRON BCAAがおすすめです。BCAAとは必須アミノ酸のことで、筋肉の材料になります。 

ALPRON BCAAは必須アミノ酸であるバリン、ロイシン、イソロイシンがアミノ酸の黄金比率1:2:1で構成されていることが特徴です。 

バリン、ロイシン、イソロイシンだけでも筋肉の疲労の解消効果が高いことが知られていますが、ALPRON BCAAにはその働きをサポートするアミノ酸としてグルタミンも配合されています。 

グルタミンは、筋肉の遊離アミノ酸の60%を占めている、体に最も多く含まれている大切なアミノ酸です。トレーニング後、体が自ら回復していく機能をサポートします。

ALPRON クレアチン

クレアチニンは運動の持久力を向上させ、強い負荷に対して体が耐えるために必要な筋肉を逞しくさせる手助けをしてくれる成分です。 

本製品の特徴はクレアチンモノハイドレートを99.9%含む純度の高さで、不要な成分が入っていません。 

クレアチンの体内への吸収を最大限にし、筋トレや運動の底上げを第一に考えて製造されています。

筋肉増強剤に関するよくある質問

筋肉増強剤は、魅力的な体を作る上で頼もしい味方です。 

正しい知識を知ることで、健康的で、なおかつ魅力的な体を作る大きな味方になってくれます。今回は、筋肉増強剤に関するよくある質問に答えていきたいと思います。

筋肉増強剤は怖い?危険?

筋肉増強剤は、元の成分が「薬」に該当するか「栄養」に該当するかで大きく意味が異なります。 

医療の現場で使用される、テストステロンやアナボリックステロイドは、ホルモンの1種で「薬」に該当し、濫用することで強い副作用を生じます。 

そのため、投与や止める場合など、医師の相談が不可欠であるだけでなく、副作用の強さと有害性からスポーツの分野で使用禁止されるほど危険なものです。 

対して、サプリメントに含まれている栄養に該当するものは通常の食事で摂取している栄養分と近いものです。即効性はないものの、適切なトレーニングと合わせることで健康的な体を作る上での大きな助けになってくれます。 

しかし、一日の目安量以上の栄養分を摂取することは、体に大きな負担を与え、過剰摂取した分は体が吸収することは出来ません。仮に摂取する場合においても、過剰摂取にならないように、目安量を必ず確認することにしましょう。

アルプロンの製品はドーピングに当たる?

アルブロンの商品は、食品から摂取できる栄養分で構成されているため、ドーピングではありません。 

アンチドーピング認証プログラムは、英国LGC社によって開発され、アスリートが禁止薬物を摂取しないことを確認するための重要な基準です。世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の規程に基づいてスポーツサプリメントの検査を行います。アルブロンの商品jは、世界でトップレベルの品質認証を受けている安全な商品です。

筋肉増強剤とプロテインの違いは?

筋肉増強剤は、筋肉の成長を促進するために使用される物質や製品の総称です。 

筋肉の受容体に作用し、増強を促進させるホルモン由来の「薬」に該当するものと、筋肉の増強効果がある成分を配合した「サプリメント」の2種類あります。

 対して、プロテインは、筋肉の主要な構成要素であるタンパク質を供給するために使用される栄養補助食品の一種です。トレーニング後のタンパク質摂取を補い、筋肉の成長と修復を促進します。 

運動を行うアスリートや筋肉を増強したい個人にとって、プロテインは重要な栄養補助食品の一つであり、広い意味で筋肉増強剤のサプリメントの1つと捉えることができます。

筋肉増強剤を正しく摂取し健康的な筋肉を得よう

筋肉増強剤は、あくまで総称であり、ホルモン由来の薬の使用は大きな副作用のリスクだけではなく、競技を続ける上でも大きな禁止規定があります。 

しかし、日頃摂取をしている栄養素の成分で構成されているサプリメントは、そのようなリスクはなく、長期間たくましい健康的な体を維持ができます。 

正しい知識を知って、賢く取り入れることが、健康的な筋肉増強への第一歩です。

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