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プロテインでアレルギーが起きるか?

プロテインでアレルギーが起きるか?

監修者:日本プロテイン協会理事/プロテインマイスター 坂本雅俊

プロテインを始めとするスポーツニュートリション商品製造販売会社アルプロン代表取締役社長。2001年の創業以来、人々の健康と活力にあふれた毎日をサポート。2030年頃に起こるとされる世界的課題『タンパク質危機』に挑む。著作「“出世”したければ週2回筋トレすればいい」詳しいプロフィールはこちら⇒ https://alpron.co.jp/about/#message

子供から大人まで幅広い層で見られる食の問題「食物アレルギー」
健康食品としてすっかり親しみやすくなったプロテインですが、普及されたともにプロテインを飲んで痒みなどのアレルギーが発症した、との声もよく聞くようになりました。
これからも安全にそして安心して飲んで頂けるよう、今回はプロテインを飲んでそのような症状が出る原因とその対処法について解説していきます。

プロテインでアレルギーは発症する?

プロテインはもちろんご存じの通りタンパク質ですのでアレルギーを発症する可能性はあります。


ただし、ほかの食品でアレルギーを発症しない方がプロテインを飲んだときだけアレルギーを発症する可能性は極めて低いです。

牛乳アレルギーの方であれば当然ホエイプロテインは避けるべきです。
ソイプロテインの原料である大豆もアレルギー食品に指定されているので逆にソイプロテインでアレルギーが出てしまう方もいるでしょう。

(因みに筆者は大豆はなんなく食べられますが、豆乳やソイプロテインを飲むとアレルギーを発症してしまいます。)

 

乳糖不耐症はアレルギー?


ホエイプロテインを飲むとお腹が痛くなる、下痢をしてしまう方が一定数いらっしゃいます。
これは牛乳に含まれる「乳糖(ラクトース)」を消化する酵素が少ないために起こってしまう現象です。

食物アレルギーと間違えやすいですが、症状が出るプロセスが違うため乳糖不耐症と食物アレルギーは全くの別物だと思っておいて大丈夫です。

 

WPIプロテインとはホエイプロテインアイソレートの略で、乳製品でお腹を下す原因になる「乳糖」を可能な限りカットしたプロテインです。 乳製品が苦手な方や、たんぱく質の純度にこだわる方におすすめです。

食物アレルギーが起こる仕組み

まずは食物アレルギーについて理解してみましょう

食物アレルギーは異物ではないものを身体が異物だと勘違いしてしまい、体内で抗体を必要以上に生成してしまうことで発症する現象です。

 

食物アレルギーを起こす原因物質は食物中に含まれるタンパク質です。

食物を食べて腸内へ吸収される際に、体が特定のタンパク質を異物だと認識すると、IgE抗体と呼ばれるタンパク質が反応してアレルギー症状が出てしまいます。

タンパク質含有量が多い食品ほどアレルギーになりやすい、というわけではなく、特定のタンパク質の構造をもってる食物を摂取した場合に発症します。

この「特定のタンパク質」は人それぞれなので自分でどの食品を食べたときにアレルギーが発症するか把握しておく必要があります。

 

アレルギー反応が起きたらどうすればいいか

もし、プロテインを飲んでアレルギーを発症した場合には、そのプロテインを飲むのを辞めるほか選択肢はありません。


アレルギー症状には個人差がありますが最悪の場合にはアナフィラキシーショックを起こして死に至る場合も考えられます。

 

だからといってプロテインを飲むことを諦める必要はありません。
アレルギー症状を起こさない他の原料を使用しているプロテインにチェンジしましょう!

 

ホエイがダメだった場合ソイに変えてみたり。

ソイがダメならホエイやピープロテインにしてみたり。

 

ホエイとソイでは吸収速度やアミノ酸スコアなど多少成分が異なりますが、手軽にタンパク質を摂れるというメリットは一緒なので種類を変えて飲むんでみるのも一つの手だと思います。

 

 

プロテインがアレルギーの原因になることは極めて低い

プロテインだからアレルギーを発症するということは極めて低いことが分かったかと思います。


飲みたいプロテインを買う前にご自身がアレルギーを起こす原材料が入っていないか、しっかり見て確認することで、アレルギー症状を発症する可能性は低くすることはできると思います。


ただプロテインの一気飲み等、無茶な飲み方は腹痛を引き起こすことがあるので用法容量を守ってお飲みください!

 

執筆者 杉本 楓(管理栄養士)

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