• #プロテイン

プロテインを飲んで腹痛や胃痛が起こる原因とは?お腹が張ったり、ゴロゴロする原因、気持ち悪くなる原因は?

プロテインを飲んで腹痛や胃痛が起こる原因とは?お腹が張ったり、ゴロゴロする原因、気持ち悪くなる原因は?

プロテインを飲んでみたらお腹がゴロゴロしたり下痢をしたり…不快感を覚える方は意外と多くいます。健康のための商品がなぜこういった症状を引き起こしてしまうのでしょうか。
この記事ではその原因と対策について解説します。

プロテインで腹痛や胃痛が起きる原因、お腹が張る原因、ゴロゴロする原因、気持ち悪くなる原因

プロテインでお腹の調子を崩す理由は一つではありません。
考えられる理由としては以下が挙げられます。

  • 腸内環境が悪い
  • 乳糖不耐性の可能性
  • 人口甘味料が合わない
  • 大豆に含まれるレクチンが合わない
  • 消化できない量のタンパク質の摂取

腸内環境が悪い

腸内には約100兆個もの細菌が存在するといわれていて、その菌達は機能から「善玉菌」「悪玉菌」「日和見菌」の3つに大きく分けられます。
この菌がバランスよく腸内に存在している状態を‘’腸内環境がいい‘’といいます。

 

逆に菌のバランスが崩れ腸内環境が悪くなってしまう原因としては、悪玉菌の餌である窒素が腸内に増えてしまっている状態にあります。


タンパク質には窒素が含まれているので、タンパク質を必要以上に多くとりすぎている方はもしかしたら窒素が腸内にたまっている状態なのかもしれません。


もう一度自分の必要タンパク質量を把握してみましょう。

乳糖不耐症の可能性

プロテインの多くは牛乳が原料に使用されていることが多いですが、牛乳には「乳糖(ラクトース)」という糖が含まれています。


乳糖は酵素がないと消化できないのですが、ほとんどの人は大人になるにつれて乳糖を消化する酵素が少なくなり、消化する力が弱くなってしまいます。

 

乳糖には水を引き寄せる性質があるため、乳糖がそのまま大腸に届いてしまうと下痢症状を誘発してしまいます。

もし、牛乳由来のホエイプロテインやカゼインプロテインを飲んで下痢をしてしまうなら乳糖不耐症の可能性であることが考えられるでしょう。

 

ただし日本人の約半分が乳糖不耐症だと言われているので気にしすぎなくても大丈夫です。

 

人工甘味料が合わない

プロテインにはカロリーを抑えつつ甘さを足すために人工甘味料を使用しているものがほとんどです。
代表的な人工甘味料はアセスルファムカリウムやアスパルテーム、スクラロースがありますが、これらは体内では上手に消化吸収が出来ないため、お腹の張りや下痢を引き起こすことがあります。

また、最近の研究ではマウスに人工甘味料(サッカリン)を投与したところ腸内細菌叢が変化して耐糖能異常を生じさせるということが明らかになったので摂りすぎには注意したいですね。

※耐糖能異常とは…空腹時血糖値が正常値と異常値(糖尿病と判断される値)の間にある状態で放置すると糖尿病になる可能性が高くなる。

 

冷たいもので割っている

アイスを一気に食べるとお腹が痛くなったことありませんか?
それと同じで冷たい牛乳や水で割ってごくごく飲んでしまうとお腹を壊す原因になります。

シンプルな理由ですが意外と多いので割り物は常温のものか、やや冷たいくらいの温度で飲むのがおすすめです。

特に夏場は喉が渇きやすく冷たいものを飲みやすいので気を付けましょう。

 

大豆に含まれるレクチンが合わない

レクチンとは、多くの植物、特に豆類や穀物に含まれる消化が難しい糖たんぱく質の一種です。

レクチンは様々な野菜等に含まれており、摂取は可能ですが、大量に摂取すると消化に悪影響を及ぼすため腸の炎症やアレルギーの原因になることがあります。

 

レクチンと下痢の関係は以下のとおりです。

 

  1. 栄養吸収の妨害:レクチンは腸内での栄養素の吸収を妨げることが知られています。これにより、消化が不十分な食物が腸を通過する速度が速まり、下痢の原因となる可能性があります。
  2.  
  3. 刺激作用:一部のレクチンは、腸を刺激し、これが下痢やその他の消化器系の症状を引き起こす原因となることがあります。

  4.  

したがって、大豆由来のソイプロテインが身体に合わない人が一定数存在します。

 

消化できない量のタンパク質の摂取

プロテインを飲むとお腹が張る、ガスがたくさんでる、などを訴える人が時々います。

タンパク質を消化するにはプロテアーゼというタンパク質を分解する酵素を身体が作っている必要があります。しかし、消化酵素もタンパク質がないと作れないのです。そのため、タンパク質が足りない人が、たくさんのプロテインを飲んだりすると、消化できないタンパク質が原因でガスが発生しお腹が張ることになります。この症状を解決するには、摂取する量少なくして摂取する回数を増やすといった少量頻回摂取を心掛けることが重要です。

 

プロテインを飲んでも下痢だと意味ない?

下痢が発生すると、消化管を通過する食物の移動が早くなります。この結果、栄養素の吸収時間が短縮されるため、通常と比較して栄養の吸収は低下する可能性があります。

 

一時的な下痢の場合、これらの影響は比較的小さく、回復後に適切な食事を摂取すれば、栄養の不足はすぐに補うことができます。しかし、自分の身体に合っていない食べ物由来の下痢、慢性的な下痢等の場合、栄養の不足が身体に悪影響を及ぼすリスクが高まるため、医師や栄養士のアドバイスを受けることが推奨されます。

 

お腹が痛くならないための対策

乳糖不耐症の可能性がある方

・WPI製法のプロテインを選ぶ
ホエイプロテインには製法によってWPCとWPIに分けられるのですが、WPIはWPCに比べてタンパク質の純度が高く乳糖がほとんど含有されていないため、乳糖不耐症の可能性がある人におすすめです。

 

アルプロンのWPIプロテインはこちら▼

 


・プラントベースのプロテインを選ぶ
近年では牛乳由来でないプロテインも多く出てるのでそちらに切り替えることもいいでしょう。
馴染みがあるソイ以外にもピー(エンドウ豆)、ヘンプ(麻の実)などもあるのでトライしてみるのもいいかもしれません。

また、WPC製法のものでも数回に分けてゆっくり飲めば乳糖が分解しやすくなり不快感を抑えられます。

 

腸内環境が気になる方

乳酸菌を多く含む発酵食品を多く食べて腸内環境を良くしていきましょう。
発酵食品は善玉菌を刺激して腸の運動を活発にしてくれるだけでなく、腸内を弱酸性にして悪玉菌の増殖を抑えてくれる効果もあります。


〈主な食品〉
ヨーグルト、味噌、納豆、キムチ、漬物

 

人工甘味料が合わない可能性の方

人工甘味料を使用していない甘みのないものを選ぶのがベターですが、甘くないと飲みづらいと思う方もいるはず。
そんな方は人工甘味料の代わりに天然甘味料が入ってるものを選びましょう。

天然甘味料のステビアは食品添加物として国から正式に認可されているので過度に心配する必要はありません。

まとめ

身体にいいはずのプロテインでお腹を壊していたら元も子もありません。
プロテインで不調を感じたら飲むのをすぐにストップして原因を突き止めましょう。
自分の体のことを知ることは健康への第一ステップ。
そうすればきっとあなたに合うプロテインを見つけられるはずです。

 

参考文献

・Suez J、 Korem T、 Zeevi D、 et al (2014) 「Artificial sweeteners induce glucose intolerance by altering the gut microbiota」 Nature 514、 pp.181-186

・厚生労働省.規定添加物の安全性の見直しに関する調査研究.平成30年度調査

ブログへ戻る