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完全栄養食で妊活中の栄養バランスを改善!必要な栄養素も解説

完全栄養食で妊活中の栄養バランスを改善!必要な栄養素も解説

監修者:日本プロテイン協会理事/プロテインマイスター 坂本雅俊

プロテインを始めとするスポーツニュートリション商品製造販売会社アルプロン代表取締役社長。2001年の創業以来、人々の健康と活力にあふれた毎日をサポート。2030年頃に起こるとされる世界的課題『タンパク質危機』に挑む。著作「“出世”したければ週2回筋トレすればいい」詳しいプロフィールはこちら⇒ https://alpron.co.jp/about/#message

 

妊活では女性、男性関係なく体の栄養バランスの整えることが大切です。

 

栄養バランスが整うと精子、卵子の状態が良くなり、健康な子供が産まれる可能性が高まるだけでなく、体調不調も改善します。また、最近では栄養バランスを整えるために完全栄養食を取り入れる人も増えています。


今回は、妊活中における栄養バランスの重要性、特に必要な栄養素、完全栄養食を取り入れるメリットやおすすめの理由をわかりやすく解説いたします。

目次

妊活中は栄養バランスの取れた食生活が重要

妊娠しにくいと悩むと、様々な要因を見直す方が多いですが、一番見落としやすいのが、普段の食事の栄養バランスです。

 

睡眠の質の改善やお酒などの健康を損なう要因を改善する行動ができていても、普段摂っている食事の栄養不足によって妊娠しにくくなる場合があります。

 

例えば、塩分や糖分、油の摂りすぎには気を付けていても、ミネラルやビタミンと言った微量元素が少ないと、妊娠しにくい体質になります。

 

人間の体は、一つの栄養分が不足すると体全体の組織の働きが低下します。不足している栄養素を補い、一日の目安量を満たす栄養の摂取が、妊活の成功に大きくつながるのです。

 

妊活中の栄養不足が引き起こすトラブル

妊活中の栄養不足が引き起こすトラブルはどのようなものなのでしょうか?女性、男性別に起こりうるトラブルを紹介します。

 

女性が栄養不足の場合

妊活中の女性は栄養不足に陥ると、体調不良を引き起こす可能性があります。例えば、体の免疫力が低下し、冷え性や疲労、風邪を引きやすいなどの症状が現れやすくなります。また、生理不順や生理痛の悪化、月経前症候群(PMS)の症状の増加なども栄養不足によって引き起こされる場合があります。

 

さらに、栄養不足はストレスやイライラ感を増加させ、ホルモンバランスに影響を与えることがあり、妊娠に必要な体の状態を乱す可能性があります。

 

妊娠は女性にとって体に最も負担のかかる一大イベントです。妊娠中は、胎児の成長や発育に必要な栄養素を摂取しなければなりません。また、母体自身もこれらの栄養素を摂取し、母体と胎児の両方に適切な状態を維持する必要があります。そのため、妊娠してから栄養素を摂るのではなく、妊活の段階で十分な栄養分を摂ることで、妊娠中の体への負担や精神的なストレスを減らすことができます。

 

不足した栄養素があると、妊娠に伴うリスクが増大します。具体的には、葉酸や鉄分の不足は、胎児の神経管閉鎖障害や貧血のリスクを高めることが知られています。また、ビタミンDの不足は骨の発育に影響を与える可能性があります。さらに、必須脂肪酸やタンパク質の不足は、胎児の脳や神経系の発育に悪影響を及ぼす可能性もあります。



そのため、妊活中の女性は適切な栄養摂取を心がけることが重要です。バランスの良い食事や栄養補助食品を摂取することで、妊娠前の体調や健康を整え、健康な妊娠をサポートすることができます。

 

男性が栄養不足の場合

男性の栄養不足は、精子の質や量に影響を与える可能性があります。例えば、亜鉛やセレンなどのミネラルの不足は、精子の生産や運動能力に悪影響を及ぼします。また、ビタミンEやCなどの抗酸化物質の不足は、精子の酸化ストレスによる損傷を引き起こす可能性も高いです。

 

さらに、脂肪やタンパク質の不足は、男性のホルモンバランスに影響を与えることがあります。特に、テストステロンの生産には適切な脂肪摂取が必要であり、不足すると生殖機能に影響が出ることがあります。また、タンパク質は精子の主要な構成要素であり、不足すると精子の量や品質に影響を及ぼす可能性があります。

 

さらに、男性の栄養不足は体の免疫力を低下させ、体調不良を引き起こす可能性が高まるほか、ストレスやイライラ感が増加し、妊活に悪影響を与える可能性があります。

 

妊活中に必要な栄養素・おすすめ食材

妊活を成功させるためにどのような栄養素が必要なのか?必要な栄養素とおすすめの食材を紹介します。

 

たんぱく質

たんぱく質が人間の筋肉や髪の毛などの組織の材料になる大切な栄養素であることはよく知られています。

 

特に妊活においては、たんぱく質は精子や卵子の構成材料になるため、精子や卵子の質に直結します。たんぱく質が不足すると男性の場合は、精子の質の低下、数の減少につながり、女性の場合は卵子の生育や卵子の質が低下します。

 

加えて、たんぱく質は妊娠後の胎児の成長にも必要不可欠な栄養素です。また、妊娠中の女性の体は、妊娠をするために胎盤などが作られるなど体組織が大きく変化します。胎児の発育だけではなく、女性の体のためにも妊活中に多く摂っておきたい栄養素です。

 

おすすめ食材: 鶏肉、魚、豆類、大豆製品、卵、乳製品、ナッツ類

 

葉酸

女性の妊活において、葉酸には、ビタミンB12と一緒に赤血球の精製を助ける働きがあります。加えて、受精卵の細胞分裂にも不可欠な栄養素です。

 

また、妊娠初期で葉酸が不足すると胎児の神経管閉鎖障害、先天性異常につながる可能性が知られています。そのため、妊活の段階で十分な摂取が重要とされている栄養素です。

 

男性の場合、葉酸は健康な精子を作るための細胞分裂に使用されます。そのため、適切な葉酸摂取は精子の形態や運動能力を向上させる助けとなります。また、葉酸は精子の染色体異常を減少させるとされており、健康な赤ちゃんを授かるためにも重要です。

 

おすすめ食材: ほうれん草、さつまいも、白菜、アスパラガス、アボカド、レバー

 

抗酸化ビタミン

女性、男性ともに、酸化ストレスから体を守り、精子や卵子の質を維持する働きがあります。女性の場合は、体の活性酸素や体内環境が良くなることで、着床環境改善や健康な胎児を育てやすい環境を作ります。男性の場合、精子の酸化ストレスを軽減し精子の質を維持する働きがあります。

 

おすすめ食材: キウイフルーツ、オレンジ、いちご、ブルーベリー、トマト、にんじん、ナッツ類

 

鉄分

赤血球の生成や酸素の運搬に必要に必要な栄養素です。加えて、子宮内膜を含めた粘膜形成に不可欠な栄養素のため、受精卵の着床を助ける働きがあります。特に、女性の場合、月経によって鉄分が不足しがちなので鉄分摂取は重要です。

 

男性でも、体の冷えなどの症状がある場合は、精子の生成能力が低下しやすいので積極的な摂取が重要です。

 

おすすめ食材: 赤身の肉、レバー、ひじき、小松菜、ほうれん草、あさり

 

オメガ3脂肪酸

女性の場合、オメガ3脂肪酸は、ホルモンバランスを調整し、正常な月経周期を促進する助けとなります。適切なホルモンバランスは妊娠をサポートするために重要です。

 

加えて、妊娠中は心臓などの循環系に対する負担が増加します。オメガ3脂肪酸には高血圧や動脈硬化などの合併症のリスクを減らす働きもあるため、妊活の段階で摂取しておきたい栄養素です。

 

また、精子の細胞膜は脂質からできています。特にオメガ3脂肪酸は、精子の運動能力や形態に影響を与えるとされており、不足すると精子の品質が低下する可能性があります。

 

おすすめ食材: 鮭、マグロ、えんがわ、大豆、亜麻仁油、くるみ、アーモンド

 

亜鉛

亜鉛には、卵子の質を向上させる効果があります。適切な亜鉛摂取により、卵子の染色体の異常や受精能力の向上が期待されます。そして、亜鉛は女性ホルモンのバランスを調整し、排卵を正常に促進する役割があります。

 

男性の場合は、 精子の形成に必要であり、男性の精子の運動性や量に影響を与えることが知られています。

 

おすすめ食材: 牡蠣、カニ、牛肉、豆類、ナッツ類、カマンベールチーズ、パルメザンチーズ

 

サプリ・栄養ドリンクなどの活用もおすすめ

普段の食事だけで、これら多くの栄養素を毎日摂るのは大変です。妊活のための栄養素を考えることでストレスになってしまっては逆効果になります。

 

そこでおすすめしたいのは、サプリや栄養ドリンクを補助的に活用する方法です。サプリを利用することで、忙しいときでも十分な栄養素を手軽に摂取することができます。

 

必要な栄養素がバランスよく摂れるIZMO 完全栄養の素

様々なサプリや栄養ドリンクがある中でおすすめしたいのは、完全栄養食です。

 

完全栄養食とは、一回で1/3日分のタンパク質、脂質や栄養素をバランスよく摂取できる食品です。特定の栄養素のみを摂取するだけではなく、多くの栄養素を一度に摂ることができるため、妊活において完全栄養食を取り入れる方が増えてきています。

 

IZMO 完全栄養の素は、1日に必要なビタミン・ミネラル、1食に必要なプロテインを凝縮した完全栄養食です。カロリーや脂質の量や不足している栄養分の計算をしなくても、妊活における不足している栄養素を補ってくれます。さらに、活きた乳酸菌、コラーゲン、食物繊維なども含まれているので、体の中から妊娠しやすい体質へのサポートをしてくれる商品です。

 

手軽に飲めて続けやすい完全栄養食

アルプロンのこだわりのIZMO 完全栄養の素は、手軽にあなたの食事をパワーアップさせることができます。たった40gを、水や牛乳などの飲料200〜300mlに混ぜたり、ヨーグルトやデザートにかけて、さまざまなレシピでお楽しみいただけます。

 

普段の食事やスープなどの温かい食べ物にもしっかり溶けるので、忙しい日常でも手軽に栄養補給が可能です。

 

毎日摂取できる手軽さ、意識しなくても自然に食べたくなる美味しさ、そして栄養バランスを意識したアルプロンイチオシの商品です。

 

たんぱく質はプロテイン並みの22g

IZMO 完全栄養の素の大きな特徴は、たった1食で約22gものタンパク質を摂取できる点です。妊活で女性、男性ともに不足しがちで重要な栄養素のタンパク質を、プロテイン並みに補うことができます。

 

さらに、エネルギーや栄養素もバランスよく含まれており、炭水化物、食物繊維、脂質、糖質など、体に必要な栄養がしっかり補給できます。忙しい日々でも、この一杯で完全栄養食を手軽に楽しめます。

 

葉酸や抗酸化ビタミンがしっかり摂れる

妊活で重要な葉酸や抗酸化ビタミン類も、1日に必要な目安量がしっかり配合しています。そのため、妊活において重要な栄養素もこの一袋でしっかりサポートできます。

 

男女関係なく、必要な葉酸や抗酸化ビタミンだけではなく、その働きを助けてくれる栄養素も含まれている完全栄養食です。妊娠し易い環境や土台を作るサポートをしてくれます。

 

鉄・亜鉛も1日分以上配合

鉄分や亜鉛といったミネラルも同時に手軽に摂取できるのがIZMO 完全栄養の素の大きな特徴です。加えて、ミネラルの吸収を助ける抗酸化ビタミンも含まれ、妊活における栄養不足解消をサポートします。

 

ミネラルは1日分以上を配合しているため、IZMO 完全栄養の素を摂り続けることで、妊娠しやすい体質を土台から整えることができます。

 

妊活の妨げとなる栄養不足を手軽に完全栄養食で解消しよう

妊活における悩みで意外に気づきにくいのは、食事における栄養不足です。女性だけではなく、男性も栄養バランスを整えることで、卵子や精子の質と言った妊活の悩みだけではなく、健康の悩みも解消するきっかけになります。

 

毎日、食事から多くの栄養素を一日の目安分摂取し続けるのは難しいですが、IZMO 完全栄養の素はそんな二人を支える大きな土台として役立ってくれるでしょう。

 

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